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もうすぐママ!妊娠後期に入ったら
知っておきたいこと

出産まであとわずかとなった妊娠後期は、赤ちゃんが一気に大きくなって母体にトラブルが起こることも。何があっても上手に対処して、できるだけ心穏やかに過ごせるよう、妊娠後期の心・身体の変化をしっかり確認しておきましょう。

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 まもなく出産!妊娠後期(8ヶ月~10ヶ月)の基礎知識

妊娠後期の胎児と母体の様子~妊娠8ヶ月目~

28週~31週

28週~31週

妊娠28週・29週・30週・31週にあたる妊娠8ヶ月目になると、子宮が大きくなることにより胸やけ・胃もたれ・胃痛・吐き気・ゲップなどの症状に悩む方が増加。おりもの・尿漏れ・動悸・息切れなどのトラブルが増え、心身ともに負担がかかりやすくなります。こういった症状を「後期つわり」と呼びますが、対策法は妊娠初期と同様。落ち着いて対処しましょう。お腹の赤ちゃんは体温調節や呼吸機能が発達し、外へ出る準備を着々と進めています。とくに妊娠8ヶ月目頃は聴覚が発達する時期なので、胎教をするのに最適です。また、睡眠のリズムができ、20~30分ごとに睡眠と覚醒を繰り返しているのも特徴。子宮内で動けるスペースも少なくなり、胎動の数も減少してきます。

 

妊娠8ヶ月(28週~31週)に知っておきたいこと

出産まであと少しとなった妊娠8ヶ月は、入院や出産に必要なものをしっかり準備しておきましょう。出産時に用意するものは産院によって異なるので、健診や両親学級などのときにリストを貰っておくと便利。先輩ママからのアドバイスも有効ですよ。

お腹がかなり大きくなる妊娠8ヶ月は、妊娠線ができやすい時期。妊娠線は一度できたら消えることがないため、専用クリームやマッサージでしっかりとケアしていきましょう。急激な体重増加も妊娠線の発生に繋がるので、自分を甘やかしすぎないようにしてください。

また、この時期は美容院に行っておくのも◎。さらにお腹が大きくなると仰向けになるのも辛いので、余裕のあるときに手入れしやすい髪型にしてもらいましょう。出産から産後にかけては、なかなか身だしなみに時間をかけているヒマがありません。

食事については、栄養価が高くローカロリーのメニューを心がけるとよいでしょう。エネルギーのもととなるビタミンB1・身体のもととなるタンパク質・貧血予防としての鉄分は積極的に。とくに鉄分は妊娠後期から摂取目安量が増えるので、食事からの摂取が難しい場合はサプリメントを利用して。

 

妊娠後期の胎児と母体の様子~妊娠9ヶ月目~

32週~35週

32週~35週

妊娠9ヶ月目とは、妊娠32週・33週・34週・35週の4週間。赤ちゃんの発育も最終段階に入り、出産の日が近づいてきます。お腹が張りやすくなり、前駆陣痛と呼ばれる子宮の不規則な収縮が起こりやすくなる時期。骨盤が緩み、足の付け根が痛むなどのトラブルも増えるため、ムリな運動などは避けましょう。赤ちゃんは骨盤に頭をつけるような姿勢で固定され、動きも落ち着いてきます。脳神経が発達して感情が芽生え、お腹に話しかけたり触ったりすると反応が返ってくることもあります。お腹の赤ちゃんとコミュニケーションが取れる残り少ない時期なので、反応を楽しんでみましょう。

 

妊娠9ヶ月(32週~35週)に知っておきたいこと

仕事を続けている方は、出産予定日の6週間前(多胎の場合14週間前)から産休を取得できるので、その手続きをしておきましょう。産休中の手当の内容や復帰するタイミング、引き継ぎなども忘れないでくださいね。

里帰り出産をする場合は、妊娠32週~35週頃に実家へ戻る方が多いようです。遅くなると移動中に破水や陣痛が起こることもあるので、体調のよいときを見計らって早めに帰省しましょう。飛行機に搭乗するなど、長距離移動を伴う場合はさらに余裕を持って。

また、入院準備用品をまとめてバッグに入れておくと便利。いざというときにアタフタせずに済みますし、誰かに持ってきてもらうときもアレコレ指示を出さずに済みます。入院準備用品の内容は、洗面用具・タオル・下着・スリッパ・パジャマ・メモ帳など。あれもこれもと詰め込みすぎないようにしましょう。

妊娠9ヶ月は引き続き貧血予防の鉄分摂取を行うとともに、さまざまな栄養をバランスよく摂ることが大切です。特に、母体の悪性貧血や妊娠中毒症の予防に役立つ葉酸は、意識して摂取することが大事!食事で補えない部分はサプリメントで摂取しましょう。

 

妊娠後期の胎児と母体の様子~妊娠10ヶ月目~

36週~39週

36週~39週

妊娠36週・37週・38週・39週にあたる妊娠10ヶ月目の4週間は「臨月」と呼ばれる時期です。いつ出産となってもおかしくないため、常に心の準備をしておきましょう。母体は胎児が骨盤方向へ下がることにより、胸やけ・食欲不振などの症状が解消。食欲も戻ることが多いですが、最後までしっかり体重管理をしましょう。胎児は皮膚・筋肉ともにしっかり形成されており、身体のむくみも取れてすっかり赤ちゃんらしいフォルムに。内臓機能や肺呼吸の準備、母乳を吸う訓練もできており、外に出る準備がほとんど完成しています。

 

妊娠10ヶ月(36週~39週)に知っておきたいこと

出産間近で緊張も高まりますが、普段と同じ生活を心がけることが大切。安静を指示されていないのであれば、体調をみはからって積極的に動くようにし、体重オーバー・高血圧などを予防しましょう。とくに、里帰り出産の方は家族に甘えてしまう傾向があるので、周囲に流されないことが大切です。

出産用品のほか、赤ちゃんのお世話グッズも完璧にそろえておきましょう。おむつ・肌着・哺乳瓶・粉ミルクなど、必要最小限のものは確実に準備。体調が優れず外へ出にくい場合は、ネットショッピングなども活用するとよいでしょう。

お産に関する書籍や雑誌を読み、出産の具体的な流れを把握しておくことも大切です。どんな風にお産が始まり、どういう流れで進むのかを理解しておくと、そのときを迎えても冷静に対処することができます。パニックになると痛みもひどく感じますし、お腹の赤ちゃんにも悪影響です。どっしり構えて出産に臨みましょう。

 
 

妊娠初期のお悩みQ&A

Q1.臨月に入ってから急に眠くなりました

お腹の大きさが最大に近づく臨月は体力を消耗しやすく、心臓や肺にも負担がかかるため、身体はパワーを温存しようとする傾向があります。基本的には眠気に逆らわず寝てしまうのが1番ですが、眠ってばかりもいられません。軽いストレッチや家事などをすると、血行が促進されて眠気が解消されるようです。

Q2.お腹が張って苦しいのですが

妊娠後期になるとお腹が張りやすくなり、不安を感じたり不眠になる方が増加。お腹の張りは、子宮の収縮や靭帯が引っ張られるのが主な原因とされています。苦しいときはムリをせず身体を休めるようにし、ストレスや疲労を溜め込まないようにしましょう。

Q3.便秘が解消しません

臨月になると、70%以上の妊婦が便秘を経験すると言われています。これも出産兆候の1つなので、あまり気にやまないことが大切。食物繊維の多い食材や水分を十分に摂り、軽い運動も取り入れて便通を促すようにしましょう。毎日、決まった時間にトイレへ行く習慣をつけるのも有効です。

Q4.腰痛が悪化し続けています

お腹が大きくなると、背中を反らせてお腹を突き出すような姿勢を取りがちです。反り腰の姿勢を定着させないよう、正しい姿勢を心がけましょう。座ったり寝たりするときも、腰に負担がかかっていないかこまめに確認すると◎。骨盤ベルトなどを利用して、腰をサポートするのもおすすめです。

Q5.妊娠後期に入って口内炎ができやすくなりました

妊娠中の口内炎はホルモンバランスの乱れが原因と言われていますが、ビタミン不足・胃腸の荒れによっても発生します。とくにビタミンC・ビタミンB不足は口内炎に大きな影響を与えるので、しっかりと摂取するようにしましょう。また、口腔内を清潔に保つことも忘れないで。

Q6.つわりのような症状が復活しました

妊娠後期になると、子宮が内臓を圧迫することから吐き気・胸やけなどのつわり症状をぶり返すことがあります。これを「後期つわり」と呼びます。後期つわりは起こる時期も症状も人それぞれなので、吐き気がある場合は食事を少量に分けて摂るなどの工夫をしましょう。水分摂取もままならない場合は、すぐ病院へ。

Q7.臨月の下痢は早産に繋がりませんか?

妊娠後期の下痢は、主に大きくなった子宮が腸を圧迫することで起こります。下痢になっても早産に繋がることはありませんが、長期間続くと子宮の収縮を引き起こすこともあります。お腹を冷やさないようにし、適度な運動と消化のよい食事メニューを心がけましょう。十分な水分補給も必須です。

Q8.おりものの色が変わったのですが

臨月に入るとおりものの量が増え、色も変化することがあります。半透明で白っぽい色・黄色っぽい色であれば問題ありませんが、茶褐色・ピンク色で血が混じっているようなときは要注意。出産前の「おしるし」である可能性があるので、病院へ連絡して指示を仰ぐようにしましょう。

Q9.風邪をひいて発熱しました、赤ちゃんに影響は?

臨月に風邪をひいて発熱したときは、十分に水分を取って安静にするのが一番。わきの下のリンパに冷却シートを当てるなどすると、体温が下がりやすくなるようです。40℃以上の発熱でなければ赤ちゃんへの影響はほとんどないと言われています。あまり心配しすぎず、出産に向けてしっかり体調を整えましょう。

Q10.妊娠後期に入ってから頭痛が頻発します

臨月に入ると、胎児の酸素不足を防ぐために母体から鉄分が多量に送られるようになり、母体は鉄分不足に。鉄分不足は貧血だけでなく頭痛も引き起こすのです。とくに健診で貧血気味と言われている方は鉄分の摂取を心がけ、痛みが起きたら安静にして過ごしましょう。

 
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