妊娠 超初期

安定期に入った「妊娠中期」は
どう過ごすべき?

つわりが落ち着いて、心身共にコンディションが整い始める妊娠中期。いわゆる安定期に入る時期です。体調のよい日も多く充実したマタニティライフを送れますが、その間もお腹の赤ちゃんはどんどん成長を続けていますし、母体も大きく変化しています。

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 妊娠中期(5・6・7ヶ月)のお腹の中では何が起きてる?

妊娠中期の胎児と母体の様子~妊娠5ヶ月目~

16週~19週

16週~19週

妊娠16週・17週・18週・19週にあたる妊娠5ヶ月目は、多くの人のつわりが落ち着いてようやく安定期に入る時期。お腹のあたりもだいぶふっくらしてきて、妊婦らしいスタイルに近づいてきます。スタイルの変化に伴い身体のバランスが崩れやすくなるので、転倒によるケガや腰痛に気をつけましょう。お腹の赤ちゃんは身体を自由に動かせるようになり、鼻・耳・唇など顔のパーツも整ってより赤ちゃんらしい顔に。聴覚や海馬が発達することで、外部の音を聞き分けたり記憶できるようにもなりますよ。ちなみに、19週目になると男女ともに性器がほぼ完成するので、性別の確認が可能。性別を知りたい方は、健診の際に聞いてみるとよいでしょう。

 

妊娠5ヶ月(16週~19週)に知っておきたいこと

つわりが落ち着くと食欲が戻り、体重が一気に増加する妊婦さんが増えます。急激な体重増加は身体に負担となりますし、今後の体重管理が大変になるので要注意。1週間に300g程度の増加を目安に、食事やウォーキングなどの運動を組み合わせていきましょう。また、妊娠中期からも葉酸は摂取した方が良いと言われています。妊娠初期は640㎍でしたが、中期にはそこまで摂取する必要はなく、400㎍ほどとなります。食事とサプリを併用して上手に摂取しましょう。

また、妊娠5ヶ月に入って最初の戌の日に安産祈願をする習慣があります。以前は女性の実家から送られた腹帯ですが、今は神社や産院で購入する方も多いようです。絶対にやらなくてはならないものではないですが、予定をしている方は事前に予約をするなどの準備をしておきましょう。

この時期に準備しておきたいものは、マタニティウェア・マタニティショーツ・パジャマなど。ここからお腹はどんどん大きくなりますから、身体を締めつけず楽に過ごせるデザインを選ぶようにしましょう。本格的な出産用品の準備はもう少し先でもよいですが、寸前になって慌てないよう、購入したいもの・レンタルしたいものなどをリストアップしておくと◎。

 

妊娠中期の胎児と母体の様子~妊娠6ヶ月目~

20週~23週

20週~23週

妊娠6ヶ月目とは、妊娠20週・21週・22週・23週の4週間を指します。妊娠6ヶ月になるとほとんどの方が胎動を感じ、母親としての実感を得られるでしょう。お腹もどんどん大きくなり、ホルモンの影響でバストサイズもアップ。誰から見ても妊婦らしいスタイルとなってきます。胎児は神経が細やかに発達し、睡眠リズムも整ってくる頃。22週にはお腹の外に出ても生存できる「生育限界ライン」を超えますが、まだまだお腹の中での成長が望ましいため、早産には気をつけましょう。

 

妊娠6ヶ月(20週~23週)に知っておきたいこと

妊娠20週目くらいになると子宮が週に1cmのスピードで大きくなるため、腰回りのゆったりしたマタニティウェアを用意しておくと安心です。腹部や下半身を締めつけるような服装は、貧血・立ちくらみ・むくみなどを悪化させる恐れがあるため注意しましょう。また、急激に胸やお腹が大きくなることで妊娠線ができやすくなります。妊娠線は一度できると消えないので、クリームやジェルなどを用意してしっかり対策をしておいてください。

身体が出産準備を始め、骨盤まわりの関節が緩くなってきます。これにより骨格に歪みが生じやすく、関節痛・腰痛などのトラブルが増加するのもこの頃。足腰をかばって姿勢や歩き方がおかしくなる方もいますから、クセをつけないよう正しい姿勢を心がけてください。

また、便秘や貧血などのマイナートラブルが増えてくるので、食物繊維・鉄分豊富な食材を積極的に摂取することも重要。ただし体重の急激な増加にも気をつけたいので、サプリメントなどを上手に利用してカロリーセーブ&栄養補給を。

 

妊娠中期の胎児と母体の様子~妊娠7ヶ月目~

24週~27週

24週~27週

妊娠7ヶ月目とは、妊娠24週・25週・26週・27週の4週間。安定期に入ってからしばらくたち、心身ともにマタニティライフに慣れてきた頃です。お腹はますます大きく張り出し、内臓が圧迫され痛みや息苦しさを感じることも。ウォーキングやヨガなどに精を出す方もいますが、体調の管理には気を配りましょう。胎児はお腹の中での動きが最も活発な時期。外部からの刺激や音を感知して、ママの呼びかけなどに反応することもあります。

 

妊娠7ヶ月(週~週)に知っておきたいこと

体調・メンタルともに落ち着いてくる妊娠7ヶ月目は、そろそろ本格的な出産用品を揃えたい時期です。これまでにリストアップしておいたものを実際に購入し、使い方などを確認しておきましょう。

出産のスタイルについても決定しておきましょう。どの産院で出産するのかをきちんと決め、妊婦健診にも行って医師やスタッフとコミュニケーションを深めておくことが大切です。里帰り出産を考えている方も情報を収集し、予約などの具体的な準備を進めておいてください。自分1人で決定せず、パートナーや家族との話し合いも忘れずに。

妊娠7ヶ月目はさらに子宮が大きくなり、腸の動きが悪くなってより便秘になりやすくなります。食物繊維の多いイモ類・葉野菜・果物などを積極的に摂取し、水分補給もしっかり行いましょう。また、ミネラル不足でこむら返りを起こしやすいときでもあるので、カルシウムを上手にサプリメントから摂取していきましょう。

 
 

妊娠初期のお悩みQ&A

Q1.お腹が張りやすくて苦しいのですが

子宮が大きくなる妊娠中期は、お腹が張りやすくなります。お腹の張りは子宮が収縮することで感じますが、靭帯が引っ張られて起こることも。しばらく安静にして自然とおさまるお腹の張りは問題ありませんが、長時間張りを感じる場合や出血を伴う場合はすぐ病院を受診して。

Q2.胃痛が続いていて不安です

安定期に入ってつわりも落ち着いてくる妊娠中期ですが、胃痛を訴える人も増えてきます。妊娠初期に嘔吐などが続いた方は胃腸が弱っている恐れがあるため、食欲が戻っても一気に食べすぎないことが大切。刺激物を避け、消化のよいものを少量ずつ摂取して胃腸をいたわりましょう。

Q3.下痢が多いのですが早産の危険性は?

子宮が大きくなることで腸が圧迫されると胃腸の活動が抑制され、消化がうまくいかなくなり下痢が起きやすくなります。軽い下痢であればさほど心配はありませんが、激しい下痢が続く場合は要注意。お腹の張りから子宮口が開きやすくなることもあるので、早めに主治医をたずねましょう。

Q4.腰痛がひどくて生活に支障が出ます

妊娠中期の腰痛は、妊婦さんなら大抵経験します。原因として、お腹が大きくなることで身体のバランスが崩れることや、ホルモンバランスの乱れがあげられます。お腹をかばってつい背中を反らせるような姿勢をとりがちですが、これは腰に負担をかけるもと。正しい姿勢と歩き方を心がけて。

Q5.風邪をひいてしまったらどうすればいいですか?

妊娠中期に風邪をこじらせたりすると、母体だけでなく胎児にも影響が出ます。重症化する前に病院を受診し、適切な治療と処方を受けてください。市販の風邪薬などは使用しないように。また、咳を伴う風邪の場合、長引くとお腹が張って早産に繋がることもあるので要注意です。

Q6.おりものの量が増えた気がします

妊娠中期は初期よりもおりものの量が増える傾向にあります。これは、膣内に雑菌が入らないようにするための防御反応。色が白っぽくて少し酸味がかったニオイがするのは正常なので、心配しすぎず清潔を保ちましょう。ただし、黄色や緑っぽい色や、腐ったニオイがする場合はすぐに受診を。

Q7.胸が張って痛みがあります

妊娠中期になると母乳の準備のため乳腺が発達し、胸が張りやすくなります。出産が終わるまでこの張りは続くことが多いようです。張りや痛みをなくすことはできないので、締め付けないようマタニティブラなどを利用して楽に過ごすようにしましょう。妊娠線対策も忘れずに。

Q8.頭痛がひどいのですが薬を飲んではダメ?

妊娠中は頭痛が起きやすく、つらい思いをする方も多いでしょう。しかし、鎮痛剤の中には胎児に影響を及ぼすものがあるため、自己判断で使用するのは厳禁です。できれば薬を使わずに改善させたいものですが、あまりにも痛みがひどい場合は妊娠中でも使える鎮痛剤を処方してもらいましょう。

Q9.出血が見られましたが大丈夫でしょうか

妊娠中期の出血の原因には、子宮膣部びらん・切迫流産・切迫早産・胎盤早期剥離などさまざまな原因があります。心配のない出血もありますが、妊娠中期~後期にかけて出血が見られた場合はできるだけ早く受診することが大切。急激に動くと出血がひどくなることもあるので、落ち着いて行動しましょう。

Q10.風邪でもないのに寒気を感じます

妊娠中に寒気を訴える方がいますが、この原因は主に貧血・体温と外気温の差によるもの。寒気を感じるときは、重ね着・腹巻き・温かい飲み物などでしっかりと身体を温めるようにしてください。貧血対策として鉄分の多い食品を取り入れるのもよいですが、栄養バランスは重視して。

 
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